(こっそり)着ぐるみ観や危機感やガイドラインに思うこと?(mixiよ

※えっと、書きなぐりっぽいところもあるので、赤いとこだけ読めばいいです(笑)



昨今、
「着ぐるみは特殊なんだぞ。エナのせいでお約束を知らない新参者が入り込んできてなんだかイベントから締め出されそうな気がするので、キミたちとは違う我々先達がガイドラインを示そうじゃないか」
的な(穿った要約w)話を目にするのですが…


着ぐるみ歴2年の新参者(笑)がこっそり語ってみたいと思いますw



まずは、着ぐるみ観。
着ぐるみをやってきて、結局のところ落ち着いた結論は…


「着ぐるみはただのコスプレの一種」でした。


素コスに比べて、下準備(製作とか)は大変だけど、
現場での脱ぎ着ははメイクとか省略できる分容易で、
比較的理解を得られやすい(女装禁止の規定を回避できたり)コスプレの一形態に過ぎず、
(着ぐるみという手法由来の特殊性(視界が悪いとか意思伝達が難しいとか)はありますが、そんなものどんな手法にだって何らかの特殊性はあるわけで…)
素コスだってイベントをしょってる「参加者」なわけだし、公式スタッフと間違えられる事だってあるんだし、
素コスでだって人をウケさせることができていた(コス花見とか、コススキーとか)自分にとっては結局のところ、特別なものという意識もなくなってしまいました(笑)



さて、本題。「危機感」や「ガイドライン」の話に触れますが、


所詮世界をダメにするのは啓蒙の及ばない電波さんなので、
「強制力のないガイドラインに意味はない」と言い切ってしまってもいいと思います。
(ちゃんとやっている人は言われるまでもなくちゃんとやってるし、ちゃんとやってないひとは何をどう言ってもやってくれないし)



(いわゆる)女装コスに関する経験ですと、
変なのが現れだし、危機感を持ちはじめて5年経たずしてごらんの有様だよ!(笑)ですし、
ガイドラインの策定うんぬん、って議論もありました。
(もちろん、内輪でもめただけですが(笑)←主に、線引きはどこか、誰が強制力を持つのか、という点において)
最初の頃は「あの人たちとは違って、ファン活動やエンターテイナー的路線である」という自負と意地はあったのですが、
いつの間にか性的、フェティシズム的なものへのシフトの流れには逆らえず、
現在の「屋外イベントはほぼ禁止(しかも関東だと屋内もかなりの数が禁止)、一部の隔離イベント(計画とかw)は大盛況」となったコスイベントに居場所はもうございません(笑)


内部でなにやってもその力の及ばないところからの勢力、黒船には勝てないんですよね。



結局、コスプレイベントにおける禁止を決めるのはイベンター側の好き嫌いに過ぎないし、
(会場側が禁止にするケースはほとんどないらしく、女装禁止にしないイベンターは徹底的にしないし、禁止にするイベンターは話すら聞いてくれない)
禁止への流れは、一致団結しようが自重しようが一参加者(の集合体)である以上止められないので、


究極的には、他人に依存することのない活動形態や活動場所を自分で作っていくしかないと思います。
(自身が場を支配すれば締め出される心配もないし、強制力のあるガイドラインが作れるわけですよ。うちはイベンターになる気も、その適性もないのでやりませんが(笑))
(現時点では「ブツあっての着ぐるみ」なので、まずは生産体制を構築することに注力しています)



また、自分が実践していることと同じ事をやるのはいろんな点で難しい(笑)と思うので、
まあ参考にしていただければ〜程度のスタンスです。



…というか。
現状、そんな危機感を抱かせる人を着ぐるみ界に見たことがないのですが、
人口の多い関東とかだと事情が異なってくるんでしょうか…?<肌タイなしで、アレな体型で、よれよれの衣装で、面だけかぶってる、みたいなのとかw
※ぶっちゃけ関東の女装コスってひどいのが居るよね(笑)<そりゃ禁止になるわ、的なのが



確かに、「脈絡のない衣装を着た画一的な顔した着ぐるみ」に危機感を覚える人が居るというのもうなずけるのですが、
(だが、自分的にはその程度は脅威でもないと思いますが)
寛容に見守りつつ、緩やかに望む方向に誘導するほうがいいんじゃないかと思います。


でもこれって、マスプロダクトの衣装や面が手軽に入手できてしまう現状に伴うものなんですよね(笑)
それを何とかしたいならば、そういうマスプロダクトに頼る人が魅力的に思えて手を出せるような
「オリジナリティを生み出す工房や衣装やパーツ」を提供すればいいと思うんですよね〜
うちはまだその段階までは到達できてませんが(笑)